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読書に困難を抱える子どもたちへ新たな支援のかたち―エファジャパン、途上国での読書支援についてイベント開催

特定非営利活動法人エファジャパンは、ラオスおよびカンボジアの子どもたちに向けた読書支援の取り組みを紹介するオンラインイベント「ラオス・カンボジアの子どもたちに読書体験を〜デジタル図書開発の現場から〜」を2026年4月8日に開催する。

同団体はこれまで、視覚障害や身体の不自由さ、集中困難などの理由で「読むこと」に課題を抱える子どもたちに対し、教育支援を実施してきた。こうした背景には、本に触れる機会そのものが限られている現状がある。

支援の中核となるのが、音声・文字・画像を組み合わせた国際標準規格のデジタル図書「マルチメディアDAISY」だ。文字の読み上げや表示調整が可能で、個々の特性に応じた読書体験を実現する技術として注目されている。

エファジャパンは2025年から、現地の教育・福祉機関と連携し、デジタル図書の実証実験を開始。子どもたちが実際に活用する中での変化や反応が蓄積されつつある。今回のイベントでは、その具体的な事例とともに、今後の展望や課題について報告する予定だ。

当日は、ラオス出身で同団体の海外事業コーディネーターを務めるチッタウォン・フォンサワン氏が登壇。現場の視点から、読書機会の格差解消に向けた取り組みの意義を語る。

イベントはオンライン形式で、参加費は無料。後日アーカイブ配信も予定されており、事前申込者に視聴方法が案内される。

イベントの詳細は、https://www.efa-japan.org/post-18735/まで。