川根本町――SLそして国内唯一のアプト式鉄道、ユネスコが認めた自然、恋が叶う夢の吊橋
忙しさを手放す旅──静岡・川根本町で深呼吸する休日
世界が認めた自然と、日本唯一の風景に出会う場所
静岡県の山間部に位置する川根本町は、豊かな自然と人の温もりに包まれた町である。ここには、世界に誇る自然環境と、他では体験できない特別な風景が広がっている。
世界が認めた自然──南アルプスユネスコエコパーク
川根本町は、本州唯一の原生自然環境保全地域(https://www.env.go.jp/nature/hozen/index.html)に指定され、南アルプス国立公園や奥大井県立自然公園を含む。町域全体は南アルプスユネスコエコパーク(https://www.minami-alps-br.org/)にも認定され、その自然価値は国際的にも高く評価されている。水と森が織りなす循環の中で、茶や温泉、鉄道などの文化が育まれてきた。
川根茶と温泉──自然の恵みを味わう
川根本町は銘茶「川根茶」の産地として知られる。香り高い茶を味わいながら、その歴史や製法に触れることができる。道の駅「フォーレなかかわね茶茗舘」(https://chameikan.jp/)では、香り高いお茶を味わいながら、茶葉の歴史や製法を学べる。
また、寸又峡や接岨峡をはじめとする温泉地では、森に囲まれた露天風呂でゆったりと過ごせる。「川根温泉ふれあいの泉」https://kawaneonsen.jp/spring/)では、日本で唯一、露天風呂からSL(蒸気機関車)を眺めることができ、旅の特別な思い出になるだろう。
日本唯一の鉄道風景──SLとアプト式鉄道
町を走る大井川鐵道は、日本で唯一アプト式鉄道が現役で運行される「南アルプスあぷとライン」(https://daitetsu.jp/abt)を有する。急勾配を登る列車や、SLが走る姿は、訪れる人々を魅了する独特の風景をつくり出している。
絶景スポット──夢の吊橋と奥大井湖上駅
寸又峡の「夢の吊り橋」は、エメラルドグリーンの湖面に浮かぶ幻想的な景色が広がり、世界的にも注目される観光名所であり、「死ぬまでに一度は渡りたい世界の徒歩吊り橋10選」に選ばれている。しかも、この夢の吊り橋の中央部で若い女性が願うと、恋が叶うという伝説もあるパワースポットだ。
接岨峡にある「奥大井湖上駅」は湖に囲まれた秘境の駅で、列車が鉄橋を渡る姿はまるで空中に浮かんでいるような非日常の風景を生み出す。
星降る町──澄んだ夜空の下で
川根本町は、環境省の全国星空継続観察で「澄んだ星空全国2位」に選ばれた地でもある。なかかわね三ツ星天文台では、満天の星を眺めながら宇宙へ思いを馳せるひとときが楽しめる。また、2025年10月18日から2026年3月1日までの年始と2月11日を除く、土日祝日には、「井川線 星空列車」も運行される(https://x.gd/6E8nw)。
*写真提供:川根本町まちづくり観光協会